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【真贋対策】Amazonの真贋調査を完全攻略!未然に防ぐためのポイントを解説

こんにちは、COCOです!

Amazonせどりを実践していくうえで避けては通れないのが「Amazon真贋調査」の問題です。

真贋調査は年々増加傾向にあり、私たちせどらーを取り巻く環境は日々厳しさを増しているのが現状です。

真贋調査を簡単に言うと、Amazonからあなたの出品している商品が本物であることを証明して下さいという連絡が届くことです。

この連絡が来たら、Amazonが要求する書類を提出しなければならず、提出できなければ最悪の場合アカウント閉鎖となってしまう恐れがあります。

アカウント閉鎖なんて考えただけでも冷や汗ものですよね…(^_^;)

そうならないためにも、Amazonの真贋調査に対する対策をしっかりと講じておくことが重要になります。

そこで、今回は真贋調査の概要から未然に防ぐための5つのポイントまで詳しく解説していきます。

COCO
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真贋調査に対して不安のある方は、本記事を参考に対策を講じてみてくださいね^^

真贋調査とは?

冒頭でも触れたように真贋調査とは、出品されている商品が本物であることをAmazonが独自に調査する仕組みです。

この真贋調査の目的は、Amazonに偽物が流通することを防ぎ、Amazonブランドの信用を守ることにあります。

なかには、「偽物は存在しているの?」と疑問を抱く方もおられると思いますが、、、

実際に、偽物が多く流通している商品のレビュー欄を確認すると、以下のように届いた商品が偽物だったという訴えを投稿されている商品もあり、Amazonに販売されている商品の中にも偽物が紛れ込んでいることが分かります。

真贋調査の対象となった場合、出品している商品が本物であることの証明をしなければいけません。

もし、本物である証明ができなければ最悪の場合、あなたのアカウントは閉鎖される可能性があります。

アカウント閉鎖になると、以下の3つ措置が講じられます。

Amazonアカウント閉鎖された時の措置について 

Amazonアカウントの出品機能の停止
問題が解決するまで売上金の保留(最悪没収)
FBAに預けている全ての商品を強制的に返送

上記のような措置を講じられると、せどりを続けていくことは困難であると言えるでしょう。

そのため、Amazonの真贋調査への対策は講じておく必要があるのです。

COCO
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「なぜAmazonが真贋調査を行うのか?」をしっかりと考えていきましょう!そうすることで講じるべき対策内容も自然と見えてきます^^

真贋調査の種類について

真贋調査が来る経緯は、大きく以下の3つに分類されます。

真贋調査の3つの種類について 

抜き打ち調査(ランダムピック)
購入者からのクレーム
メーカーからの調査依頼

それでは、それぞれ順番に見ていきましょう!

抜き打ち調査(ランダムピック)

真贋調査の対象になる1つ目の理由は、抜き打ち調査(ランダムピック)によるものです。

抜き打ち調査は、アカウント開設から “1年未満のセラー” を対象に実施されることが多いです。

この調査の特徴としては、出品している商品から3つがランダムに選択され、その全ての商品に対して本物であることを証明する必要があります。

また、対象が1年未満のセラーである理由には、新規セラーほど真贋商品を出品していたり、Amazon規約を理解しないまま販売しているケースが多いからだと考えます。

こちらは、調査対象のセラーをランダムで選定しているため、調査が来ないことを祈る以外に講じる対策方法はありません。

そのため、特にアカウント開設から1年未満の場合、真贋調査に対応できそうにない商品は他の販路で販売する方が無難と言えるでしょう。

購入者からのクレーム

真贋調査の対象になる2つ目の理由は、購入者からのクレームによるものです。

購入者から「商品が偽物だった!」という旨のクレームが入ると、真贋調査の対象になる可能性が高い傾向にあります。

この種類のクレームについては、商品管理を徹底することで偽物と疑われるリスクを軽減することができます。

ただ、購入者からのクレームの中には、ライバルセラーからの嫌がらせの可能性もあるので、こちらも完全に防ぐことは困難と言えます。

メーカーからの調査依頼

真贋調査の対象になる3つ目の理由は、メーカーからの調査依頼によるものです。

こちらは、メーカーからAmazonに偽物の可能性がある旨の連絡を直接入れることで調査対象となります。

出品の取り下げとメーカー謝罪を行うことで解決する場合もありますが、メーカーによっては一向に取り合ってくれないこともあるため、なかには厄介な状況に陥るケースもあります。

メーカーからの調査依頼は、過去にも似たような真贋調査が入っていることもあるため、出品者グラフやセラースケットを活用すれば、回避できる可能性もあります。

COCO
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セラースケットに関しては第5章(section5)で解説しているので、何のことか分からないという方はそちらを参考にしてみてください^^

真贋調査を実施する部署はどこ?

真贋調査を実施する部署は主に以下の2つになります。

真贋調査を実施する部署について 

アカウントヘルスサポート
アカウントスペシャリスト(通称:アカスぺ)

以前まで真贋調査を実施する部署は、アカウントスぺシャリストの1つだけだったのですが、最近になってアカウントヘルスサポートが追加されたようです。

部署の再編成があったのか、1つの部署だけでは対応しきれなかったのか、その真相は不明ですが、現在はこの2つの部署が対応しているということを頭に入れておきましょう!

ここからは、それぞれの部署についてもう少し深堀りしていきたいと思います。

アカウントヘルスサポート

アカウントヘルスサポートは、セラーのアカウントの健全性を監視している部署になります。

この部署はアカウントスペシャリストより対応が丁寧で、分からないことがあれば、電話で問い合わせをして確認することも可能です。

そのため、アカウントヘルスサポートからの真贋調査は比較的優しいと言えます。

アカウントスペシャリスト(通称:アカスペ)

アカウントスペシャリストは、Amazonセラーアカウントの停止を実行できる権限を持っており、真贋調査のエキスパートが在籍している部署です。

アカスぺと言えば、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

アカスぺから真贋調査が来た場合は、基本的にセラーからの要求は通らず、アカスぺから要求された行動を取るしかありません。

また、やり取りの手段も ”メールのみ” となっており、マニュアルに沿った回答しか返ってこない場合が多いです。

もし、アカスぺからの要求に応えることができなければ、アカウント停止に追い込まれてしまう可能性が非常に高いため、問題点をしっかりと把握して適切な対応をとる必要があります。

COCO
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真贋調査に対する返信は、早く送ったからと良い結果が得られるわけでは無いので、連絡が来ても焦らず落ち着いて対応するように心掛けましょう^^

真贋調査を解除するために必要な書類

真贋調査を解除するためには以下の書類を用意しなければなりません。

真贋調査の解除に必要な書類について 

請求書
販売証明書
業務改善書

もし、上記の書類を用意できなければ、アカウント停止になる恐れもあります。

請求書が用意できない方は…

ただ、ネットショップや家電量販店から仕入れた場合、請求書や販売証明書を用意するのは困難ですよね。

そのため、せどりで仕入れた商品の請求書は「領収書」で代用しましょう。

領収書で解除できるか否かについては、100%とは言えませんが解除できる可能性もあります。

実際に、領収書で解除された例も多数存在します。

ただし、領収書が手書きの場合はそれが理由で通らないこともあるので注意しましょう!

販売証明書が用意できない方は…

販売証明書は、メーカー直販または1次卸でないと発行することが不可能であるため、せどらーが入手することは困難です。

また、卸問屋でも1次までしかダメということは、街にある卸問屋やネット上の問屋は2次以降であることがほとんどのため、卸から仕入れている場合でも入手できないことが多いです。

そのため、販売証明書を要求された場合は、「販売証明書を用意できない旨をAmazonに伝える」以外に方法はありません。

ただ、販売証明書が無くとも真贋調査をクリアした例も存在するので、用意できないからと諦めることの無いようにしましょう!

COCO
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領収書を受け取っていない場合は、真贋調査をクリアする確率は下がりますが、レシートで代用できるケースもありますよ^^

真贋調査を未然に防ぐための対策方法

基本的に、ランダムピックや購入者からの嫌がらせがある以上、真贋調査の対象に100%ならない方法は存在しません。

ただ、以下の対策を講じることで真贋調査の対象になる確率を抑えることは可能です。

真贋調査の対象になる確率を抑える5つの対策方法について 

フリマアプリから仕入れたものを新品で販売しない
領収書をもらう習慣を付ける
クレームが来ないように商品管理を徹底する
偽物が多く流通している商品を取り扱わない
真贋調査が来る可能性の高いメーカーや商品を取り扱わない

それでは、こちらの対策方法について1つずつ解説していきます!

フリマアプリから仕入れたものを新品で販売しない

Amazonの規約には、個人から仕入れた商品は新品では出品できないと記載されています。

そのため、フリマアプリから仕入れた商品は、基本的に個人から仕入れたことになるため、新品で販売すると規約違反となることが多いです。

フリマアプリは、利益率の高い商品も多く、大量に仕入れてしまいがちですが、新品としてAmazonで販売することは危険なのでオススメできません。

「新品」として出品できない商品について

・個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品。

・メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(例えば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。

※Amazonコンディションガイドラインより一部抜粋

また、メーカー保証がある商品は、正規代理店と同等の保証を受けられない場合も新品として出品することはできません。

メーカー保証に関しては、せどり初心者の方が見落としやすい傾向にあるため、しっかりと覚えておきましょう!

領収書をもらう習慣を付ける

レシートでも真贋調査を乗り切れた例は存在しますが、やはり領収書の方が真贋調査をクリアできる可能性は高い傾向にあります。

そのため、商品を仕入れたら忘れず、領収書を受け取る習慣をつけましょう。

その習慣が、あなたのAmazonアカウントを護ってくれることもあります。

クレームが来ないように商品管理を徹底する

真贋調査が来る理由の一つに、購入者からのクレームがありましたよね。

真贋に対して本質的には関係が無いのですが、購入者からのクレームを減らすことで真贋調査のリスクを軽減させることができます。

そのため、商品管理を徹底して購入者が不満を抱かない商品状態で販売を行っていくことが重要です。

特に、日本人は商品箱のへこみや傷には敏感であるため、仕入れる際は新品で販売しても問題ない状態か確認してから購入するようにしましょう!

偽物が多く流通している商品を取り扱わない

偽物が多く流通している商品の場合、真贋調査が来る確率が高い傾向にあります。

そのため、真贋調査が来る確率を抑えるためには、偽物が多く流通している商品を取り扱わないことが大切です。

偽物が多く流通している商品は、以下の2つの方法から調べることが出来ます。

メーカーの公式サイトに偽物に関する注意喚起がされている
Amazonの商品レビューに偽物と記載されている投稿が多い

もし、上記のどちらかに該当する場合は、真贋が来る可能性が高いので注意しましょう!

真贋調査が来る可能性の高い商品を取り扱わない

取り扱いメーカーや一部の商品によっては、真贋調査が来やすいものが存在します。

有名どころを挙げると「任天堂」や「ポーラ」などですね。

任天堂は、過去に真贋調査が多発して、多くのAmazonセラーがアカウント停止になったこともありました。

ポーラは、Amazonで大量の偽物が流出したことで、現在はメーカー以外の出品者は販売できないように対策されています。

また、メーカー以外にも「並行輸入品」や「ハイブランド品」は真贋調査が来る可能性が高いため、証明できる書類がある場合以外は取り扱わない方が無難と言えるでしょう。

真贋調査が来やすい商品の見分け方①:出品者グラフから読み取る

真贋調査が来やすい商品は、出品者グラフから読み取ることが出来ます。

出品者グラフで以下のような動きをしている場合は販売を控えるようにしましょう!

パターン①:出品者が急激に減少している
パターン②:出品者が常に1人を維持している

上記のようなグラフは、メーカーから何かしらの動きがあった場合に起こります。

そのため、仮に真贋調査でなくとも、メーカーがその商品に注目していることは明白なので、このような商品は取り扱わないようにしたいですね。

真贋調査が来やすい商品の見分け方②:セラースケットを活用する

他にも、真贋調査が来やすい商品を見分けるには、セラースケットというツールを活用することで、簡単に見分けることが可能です。

セラースケットの主な機能としては以下の通りです。

仕入れる前にアカウント停止につながる可能性がある商品が分かる
アカウント停止リスクのある商品を通知してくれる
アカウント停止のあった商品について過去の事例から学べる
アカウント停止時の無料サポートサービス(プレミアムコースのみ)
膨大な商品情報量がある(危険ブランド:5515件、危険ASIN:7825件)
 ※上記は2020年8月現在の情報です。

特に、アカウント開設から1年未満の方は、真贋対策として有効的な手段であるため、オススメします^^

また、セラースケットには「スタンダードコース」と「プレミアムコース」の2種類があり、それぞれの価格は以下の通りです。

スタンダードコース:2,480円/月
プレミアムコース :4,980円/月

現在は、20日間の無料キャンペーンを実施中なので、興味のある方は試しに無料で使い倒してみて下さい^^

COCO
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この上記で解説した5つの対策を講じるだけでも、真贋調査が来る確率をグッと下げることができますよ^^

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、Amazon真贋調査の種類から対策方法まで詳しく解説しました。

最後に、今回の内容についてサクっと振り返りを行いましょう!

真贋調査をクリアするには本物であることの証明しなければならない
真贋調査で提出を求められる書類は主に請求書、販売証明書、業務改善書の3つ
請求書は領収書(レシート)で代用できる場合もある
上記の書類が提出できなければアカウント停止・閉鎖の恐れがある
アカウント閉鎖の場合は、売上金の保留、FBA商品の返送、出品停止になる
これらの内容を踏まえ、真贋調査はしっかりと対策を講じることが重要

Amazonアカウントの健全性を高めていくためにも、真贋調査への対策は必須と言えるでしょう。

しかし、真贋対策のノウハウだけに捉われるのではなく、「なぜAmazonが真贋調査を行うのか?その背景は?」といった部分にしっかりと目を向けて行動していくことが大切です。

企業側の意図を読み解くことができれば、必要に応じて最適な対策を講じることが出来ます。

Amazonからの真贋調査に不安を感じている方は、不安の原因をしっかりと突き止めることで、1つずつ是正処置を行っていきましょう!

 

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