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【それ禁止です】Amazonで「新品」として出品できない商品を3つ解説

こんにちは、COCOです!

今回は、Amazonで「新品」として出品できない商品を3つ解説していきたいと思います。

Amazonでは、「コンデションガイドライン」というものがきちんと定められており、各商品に正しいコンディションを割り当てることが、顧客満足度を高める第一歩とされています。

当然、出品者側のガイドライン遵守が確認できない場合は商品を削除されますし、最悪の場合 ”アカウントの停止” に発展する恐れもあります。

特に、Amazonで「新品」として出品できない商品群については、意識していないと平気で仕入れてしまいそうなモノばかりです。

安易なコンディション設定で取り返しのつかない悲劇を引き起こさないよう、この機会にガイドラインに対する理解を深めていきましょう!

COCO
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これから、せどりビジネスをスタートされる方にも必ず役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

Amazonで「新品」として出品できない商品3つ

それでは早速、Amazonのコンディションガイドラインで定められている「新品として出品できない商品3つ」をご紹介していきます。

以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することができません。

個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品
メーカーの正規販売店と同等の保証(保証期間など)を購入者が受けられない商品
プロモーション品、プライズ品、おまけ商品

ここからは、これらの内容について1つずつ深掘り解説をしていきますね。

1つ目:個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品

”個人から仕入れた商品” とは具体的にどういうことかと言いますと…

フリマアプリやオークションアプリを通じて個人から購入した商品(新品含む)
知り合いから購入もしくは譲り受けた商品(新品含む)

ということになりますね。

意外と多いのが、「メルカリ」や「ラクマ」といったフリーマーケットで個人から新品・未使用の商品を仕入れ、それをそのままAmazonで ”新品” として販売。

これは、当然ですがAmazonの利用規約違反に該当する行為です。

また、古物営業法の観点からも、一度市場で購入され個人の手に渡ったものについては「古物(中古品)」と判断されるため、基本的に「新品」で販売することは出来ません。

この辺りの部分は、古物商に関する記事でも詳しく解説していますので、気になった方はご覧になってみて下さい。

【2020年最新版】新品せどりにも古物商って必要なの?古物の定義から取得方法まで徹底解説 こんにちは、COCOです! 今回の記事では「古物商」をテーマにお話しをしていきます。 ”古物商”という言葉を聞いて、...

これらのルールを知らずに「フリマ仕入れ → Amazon販売」を続けている方は、いますぐストップしましょう!

もちろん、リスクを承知の上で続けるのであれば、無理に止めることはしません。

2つ目:メーカー保証をきちんと受けられない商品

続いては、メーカー保証がある場合に、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証を受けられない商品です。

Amazonでは、一例として既にメーカーが定める保証期間が始まっている場合や、保証期限が切れている商品などを指していますね。

例えば、ヨドバシカメラで1年保証(保証印あり)の商品を仕入れて2ヵ月後にAmazonで販売した場合、購入者が保証を受けられる期間は2ヵ月分を差し引いた ”10ヵ月” ということになります。

これでは、正規販売店から販売された商品と同等の保証ではないため、新品扱いにはなりません。

その他にも、小売店からの仕入れであれば、正規の販売店ではなく ”個人扱い” となるため、購入者が「正規販売店と同等のメーカー保証」を受けることはできません。

更に言えば、「Amazonから商品を購入したはずなのに、元の購入先はヨドバシカメラ?!」なんてことが発覚すれば、購入者とのトラブルに発展する恐れもあります。

結果、メーカー保証がきちんと受けられない商品をAmazonで「新品」として販売する行為は極めて危険と言えるでしょう。

3つ目:プロモーション品、プライズ品、おまけ商品

最後は、「プロモーション品・プライズ品・おまけ商品」です。

「あまり聞いたことのない用語が多い!」という人もおられるかと思いますので、それぞれの用語について簡単に解説しておきますね。

プロモーション品とは?

プロモーション品は、「販促品」とも言います。

主に、新商品やセール品などの販売促進を目的に活用される場合が多く、無料で配布される商品が多い印象ですね。

夏季セール中のお知らせとして「うちわ」を配布
年末に販売するから「カレンダー」を配布

といった感じですね。

基本的には、認知度の向上や消費者の購入を促す効果を期待して配布されるものだと思っていただければOKです。

プライズ品とは?

プライズ品とは、UFOキャッチャーで獲得できる商品やガチャガチャで獲得できる商品のことを言います。

これらの景品のことを総称して ”プライズ品” と呼んだりします。

おまけ商品とは?

こちらは分かりやすい例で言うと、「おもちゃ付きお菓子」の ”おもちゃ” の部分ですね。

その他にも、ゲームやCDを購入した際に特典として付いてくる ”ポスター” などもおまけ商品に該当します。

これらの商品をAmazonで販売する場合、「新品」として販売することはできませんので注意しましょう!

もちろん、「中古品」という扱いで出品するのであれば、特段の問題はありません。
ただし、中古品として出品する際は、プロモーション品、プライズ品、おまけなどである旨をコンディション説明欄へ必ず明記するようにして下さい。

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Amazonのコンディションガイドラインはこちらからご確認いただけます。

Amazonではそもそも出品できない商品がある?!

実は、Amazonに「出品不可商品」と「出品禁止商品」があるのはご存知でしたか?

以下のコンディションのいずれかに該当する商品は、そもそもAmazonに出品することができませんので、併せて覚えておきましょう!

・明らかに機能に問題がある商品。
かび、激しい変色、腐食などの形跡がある清潔ではない商品。
使用に支障があるような破損が見られる商品。
使用に不可欠な付属品や部品が不足している商品。(説明書はなくてかまいません)
修理やメンテナンスが必要な商品。
オリジナルのメーカーや著作権所有者によって製造されたものではない商品。これには、複製品、偽造品、レプリカ、模造品が含まれます。
プロモーション用の見本、プロモーション用のセット品、商品サンプル、または新刊見本として配布された商品。これには、既刊または未刊本の校正前原稿も含まれます。
書き込みやステッカー、その他の損傷などにより商品の一部が見づらいか、読めない商品。
賞味/消費期限(「販売期限」を含む)を過ぎた商品。有効保管期間の残り日数が不足している商品。賞味/消費期限が消されているか、改ざんされている商品。
廃棄または処分される予定の商品、またはメーカー、仕入先、ベンダー、小売業者によって販売不可と指定された商品。
Amazonでの販売が禁止されている商品。

※出典:Amazonコンディションガイドライン

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Amazonで販売をする以上、「知らなかった」では通用しませんので、しっかりと規約・ルールを把握しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、Amazonで「新品」として出品できない商品を3つ解説してみました。

我々出品者は、Amazonというプラットフォームを利用している以上、Amazon側が定める規約・ルールを絶対に守る必要があります。

これらを無視して、健全なアカウント運営を続けていくことは出来ません。

なかには、「バレなければ問題ない」という人もおられますが、それはあくまでも ”たらればの話” であり、発言に何の説得力もありません。

Amazonで長く販売を続けていくためにも、出品する商品の状態を把握しておくことは勿論のこと、”コンディションの定義” についての理解も深めておきましょう!

 

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