こんにちは、COCOです!
Amazonせどりで大きく稼いでいくために必要不可欠と言われる要素はいくつか存在しますが、その中の1つに「評価」が挙げられます。
”評価” という言葉を耳すると、まず第一に「商品レビュー」を頭に思い浮かべるのではないでしょうか?
商品レビューとは、その名の通り、商品に対するレビューのことですね^^
皆さんもAmazonを利用する際は、この商品レビューを1つの判断材料にして購入を決定されているのではないかと思います。
そんな普段からよく目に商品レビューですが、実はAmazonにはもう1つの ”評価要素” が存在します。
それは、「出品者評価」と呼ばれるものです。
こちらについては、聞き慣れない言葉であることから、せどり初心者の方やせどり未経験者の方のなかには「初めて聞いた!」という方も多いでしょう。
しかし、Amazonせどりで安定した利益を獲得していくうえで、この「出品者評価」は非常に重要なカギを握っており、あなたの売り上げを大きく飛躍させる可能性を秘めています。
今回の記事では、”出品者評価” という言葉を初めて聞いた方にも、その重要性を理解していただけるよう、「出品者評価とは何か?」から始まり、そのメリットや獲得方法まで詳しく解説していきたいと思います。
出品者評価についての対策をされていない方は、本記事を参考にご自身の売り上げUPに繋げてみてくださいね^^
Amazonでの商品レビューと出品者評価の違いって何?
まずは、Amazonの「商品レビュー」と「出品者評価」のそれぞれの違いについて、理解するところから始めていきましょう!
冒頭でも解説しました通り、商品レビューとは、読んで字のごとく「商品対するレビュー」のことを言います。
また、別名「カスタマー(顧客)レビュー」とも呼ばれています。
レビューとは、一般的に「評論・批評」などの言葉を指しており、簡単に言ってしまえば、”商品に対する評価” ということになりますね。
皆さんもネットショッピングをされる際は、よく目にするものですので、比較的イメージしやすいのではないでしょうか。
それでは、続いて ”出品者評価” について解説したいと思います。
こちらも先ほど同様、読んで字のごとく「出品者に対する評価」のことを言います。
もう少し詳しく解説すると、出品者評価は出品者および顧客満足度に関する評価指標となっています。
そのため、商品レビューは出品者のパフォーマンス基準に影響しませんが、出品者への評価は出品者自身のパフォーマンス基準に大きな影響を与えます。
「パフォーマンス基準って何?」と思われた方もいるかと思いますのが、こちらについては後ほどの章で詳しく解説したいと思います^^
最後に、商品レビューと出品者評価の違いを簡単にまとめると、「評価の対象が商品なのか、それとも出品者に対するものなのか」という違いになります。
大切なポイントですので、しっかりと頭に入れておきましょう!
出品者評価に対する理解を深めよう
それでは、ここからは「出品者評価」により焦点を当てて解説をしていきます。
前述でも解説した通り、出品者評価とは、商品レビューとは異なる評価要素として設定されており、出品者そのものに対する評価になります。
Amazonでは、消費者が商品を購入後、90日間以内であれば出品者に対し、評価とコメントを投稿することが可能になっています。
購入した商品の魅力や機能性、使用感などを投稿するのが商品レビューであるのに対し、出品者評価では以下の基準をもとに出品者を評価します。
出品者に連絡した場合、対応は迅速かつ丁寧であったか
この出品者をまた利用したいと感じたか
また、投稿された内容はAmazon上で公開されることで、他の購入者の方が参考にしたり、出品者の今後のサービス改善などに役立てられます。
出品者評価は商品レビューと同様に、「星の数」で評価ランクが決められており、
非常に良い | |
良い | |
普通 | |
悪い | |
非常に悪い |
の計5つの指標からなる「5段階評価」が採用されています。
先ほどもお伝えした通り、Amazonではこれらのデータをサイト上に公開していることから、消費者が商品の購入を決定する際に、1つの判断材料として見られるようになります。
しかし、出品者評価は商品レビューと違い、Amazonの商品ページに大々的に表示されているわけではなく、出品者の情報ページに移動することで初めて確認することができます。
また、出品者評価はお客様が直接確認するかどうかに関係なく、”間接的”に売り上げUPに貢献してくれている大事なポイントがあります!
消費者が購入を決定するための判断材料でしかないと思ってた…。
その大事なポイントって何なの?!教えて!
次の章で詳しく解説していきますね。
出品者評価を集めるメリットを理解しよう
続いて、「出品者評価を集めるメリット」について詳しく解説していきたいと思います。
商品レビューと違い、消費者が一見気付かないような場所に公開されている出品者評価ですが、意識するか否かで売り上げが大きく変わってきますので、しっかりと理解を深めていきましょう!
出品者評価を集めるメリットは大きく以下の2つになります。
出品者評価を集める2つのメリット
消費者からの信頼度が向上する
それでは、それぞれ順番に解説していきますね^^
カートボックスの獲得率が向上する
Amazonで安定した売り上げをキープしていくためには、「カートボックスの獲得率」が非常に重要なポイントになってきます。
他の出品者は売れているのに自分だけ全然売れていない…
せどり初心者の方は、特にこのような悩みを抱える方も多いでのはないでしょうか。
しかし、これらの悩みも「出品者評価」を集めることにより改善出来る場合があります。
カートボックスの獲得には主に以下の ”3つの指標” が使われています。
カートボックスの獲得に必要な3つの指標
キャンセル率
出荷遅延率
Amazonでは、上記3つの指標値が良い場合に、カートボックスを獲得できる可能性が高くなると言われています。
これらの指標の中で、出品者評価と大きく結びついている指標が1つだけ存在します。
それは、「注文不良率」です。
ここからは、この注文不良率について深掘りしながら詳しく見ていきたいと思います。
注文不良率とは、良好な顧客満足度を維持する能力を判断する1つの指標と言われており、この注文不良率をもう少し細分化すると以下の3つの要素に分けることができます。
Amazonマーケットプレイス保証申請率
クレジットカードのチャージバック率
なんだか聞き慣れない言葉ばかりで難しいですよね…(^_^;)
ですので、今回は3つの要素のうち「低評価率」だけは、最低限覚えて帰りましょう!
低評価率とは、特定の期間に低い評価を付けられた注文数を全注文数で割った数のことを指しています。この指標値は注文と相関しており、注文日が算出の基点となります。
もう既にお気づきかと思いますが、この ”低評価率” こそが先ほどの「出品者評価」と大きく関係しているわけですね。
これら一連の流れを体系的にまとめると以下のようなフローになります。
” もしくは ””)を集める
↓
低評価率が低くなる
↓
注文不良率が低くなる
↓
指標値が良くなり、カートボックスの獲得率が向上する
↓
商品が売れやすくなり、売り上げUPに繋がる
以上の流れから、カートボックスの獲得率向上には、出品者評価を集めることが必要不可欠であることがお分かりいただけたかと思います。
カートボックス獲得の重要性については、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
消費者からの信頼度が向上する
Amazonで買い物をする消費者のなかには、出品者評価までしっかりと確認したうえで購入を決定される方も一定数おられます。
新品の商品であれば「カートに入れる」のボタンをクリックして、そのまま購入手続きに移行される方も多いですが、中古品の購入を考えている消費者は「しっかりと出品者評価まで確認したうえで購入を決定する場合が多い傾向」にあります。
コンディション(商品の状態)や販売価格が同じであった場合、消費者は「出品者の評価」を1つの判断材料として確認した後、評価の高いセラーから購入することになります。
少し具体例を見ていきましょう。
以下のように「同じコンディション・同じ販売価格」であった場合に、消費者はどちらの出品者から購入するでしょうか?
よっぽどの理由が無い限り、ほぼ全ての消費者が「評価数・低評価率」の観点から下の購入者を選択するのではないでしょうか。
もちろん出品者評価以外にも、コンディション説明やアフターサービスの内容であったりと様々な判断材料は存在するものの、出品者評価が重要な指標であることに間違いはありません。
出品者評価を獲得する方法
出品者評価を集めるメリットについての理解を深めたところで、次に「出品者評価を獲得する方法」について解説していきたいと思います。
まず、大前提として、Amazonでは消費者が出品者評価をする確率が極めて低いものだということを認識しておきましょう。
メルカリやYahoo!オークションといったフリマサイトと違い、Amazonでは ”相互評価” のような制度(ルール)があるわけでもありません。
そのため、消費者がわざわざ出品者に対して評価を行うこと自体にメリットが存在しないのです。
また、消費者の中には、そもそも出品者評価というシステムが存在することさえ、知らない方も多いのではないでしょうか。
出品者評価を必ず獲得する方法は存在しませんが、消費者に対して”評価してもらえるように促す”ことは可能です。
Amazonでは、出品者から商品を購入いただいた消費者へ向けて、サンクス(お礼)メールを送信することが出来ます。
このサンクスメールに「出品者への評価依頼」の旨を付け加えることで、消費者から評価を獲得できる確率がグッと高まります。
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STEP01Amazonセラーセントラルから「注文管理」をクリックしよう
セラーセントラル画面から「注文」タブに移動し、注文管理をクリックしましょう。
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STEP02注文の詳細から「購入者名」をクリックしよう
注文管理の画面に進んだら、注文の詳細から「購入者の名前」をクリックしましょう。
FBAをご利用されている方は、事前に画面右上の「FBA注文を表示」をクリックしておきましょう。 -
STEP03メッセージ選択で「その他」を選択し、メッセージを入力しよう
購入者名をクリックすると以下のような画面に移動しますので、送信するメッセージを選択から「その他」を選択し、メール内容を入力しましょう。
入力が完了したら、メッセージの確認を行い「送信ボタン」を押して送信完了です。購入者にサンクスメールを送信するまでの流れは以上になります。
サンクスメールは一度「雛形」を作成すれば、後は使い回しができるので、この機会に作成されることをオススメします^^
また、プライスターなどのせどり総合管理ツールを利用することで、サンクスメールの自動送信などを行うことも可能です。
当ブログでは、プライスターの概要からメリット・デメリットまで詳しくご紹介しています。
以下の記事にすべてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
低評価を削除する方法
出品者評価がたくさん集まるのは凄く良いことですが、なかには低評価(”” もしくは ””)をつけられてしまう可能性もあります。
そうなると、低評価率も上昇してしまい、カートボックスの獲得率に悪影響を及ぼすことになりかねません。
しかし、Amazonでは以下の条件に当てはまる場合に低評価を削除することが可能です。
コメントの中にEメールアドレス、名前や電話番号などの出品者の個人情報、またはその他の個人情報が含まれている場合。
コメントが商品レビューに終始する場合。
上記の中でも、一番最後の「コメントが商品レビューに終始する場合」というのは、出品者評価の場所に商品に対するレビューが投稿されてしまっている状態のことを指しています。
このような条件に該当する低評価を発見した際は、速やかにAmazonへ出品者評価の削除依頼を行いましょう!
本来であれば削除可能な低評価を放置して、Amazonのカートボックス獲得を逃してしまうほど勿体無いことはありません。
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STEP01Amazonセラーセントラルから「評価」をクリックしよう
セラーセントラル画面から「パフォーマンス」タブに移動し、「評価」をクリックしましょう。
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STEP02削除したい評価のアクション欄から「削除を依頼」を選択しよう
評価管理の画面に進んだら、削除を依頼したい評価の右端にある「アクション」部分から「削除を依頼」を選択しましょう。
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STEP03条件を満たしていることを確認して「はい」を選択しよう
「削除を選択」をクリックすると以下のような画面が表示されますので、条件を満たしていることを確認して、最後に「はい」を選択しましょう。
申請完了後は、Amazonの自動判定システムにより、削除の対象であった場合は速やかに出品者評価が削除される仕様になっています。
出品者評価(低評価)を削除するまでの流れは以上になります。
お疲れ様でした^^
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、「出品者評価とは何か?」から始まり「そのメリットや獲得方法」まで詳しく解説しました。
Amazonせどりで ”早く大きく” 稼いでいくためには、「出品者評価」を獲得し、積み上げていくことが非常に大切になってきます。
何もせず、消費者からの評価を待っていても一向に出品者評価の数は増加していきません。
出品者自ら、消費者へ能動的にアプロ―チしていくことで、積極的に出品者評価の獲得を狙っていきましょう!
一朝一夕で集まるものではないですが、地道に評価を積み上げていくことで、将来的にあなたの売り上げを安定させる強い味方へと変わっていきます。
これからAmazonせどりを始められる方や、現時点で出品者評価に対する意識が薄かったという方は、この機会に出品者評価に対する理解を深めることで、Amazonせどりの売り上げ拡大に繋げてみてくださいね^^
あなたのために問題解決へ向けて全力でサポートさせていただきます^^