こんにちは、COCOです!
今回の記事では、「Amazonにおける ”新規出品者” を卒業する方法」についてお話しをしていきたいと思います。
Amazon販売時における新規出品者は、そうでない通常の出品者に比べて…
出品できる商品に制限が設けられている
などの ”デメリット” が存在します。
今回は、その辺りのデメリットについて詳しく解説しつつ、早期に新規出品者を卒業する方法についてお伝えしていきます。
Amazonにおける新規出品者のデメリットが分かる
早期に新規出品者の卒業する方法が分かる
Amazonにおける「新規出品者」の定義とは?
まず、大前提として「Amazonにおける新規出品者とは何か…?」という部分の認識をしっかりと合わせておきましょう。
Amazonにおける新規出品者とは、「購入者からの評価が1つも付けられていない出品者(セラー)」のことを言います。
極端な話、100個以上の販売実績があったとしても、購入者からの評価が1つも無ければ「新規出品者の表示」が消えることはありません。
冒頭でも軽く触れた通り、新規出品者には ”様々なデメリット” が存在します。
次章で、「新規出品者のデメリット」について詳しく解説していきます。
まずは、”Amazonにおける新規出品者の定義” についてしっかりと頭に入れておきましょう!
いくら販売実績があっても購入者からの評価が無ければ新規出品者のままである
Amazonにおける新規出品者のデメリット
続いて、Amazonにおける新規出品者のデメリットについて解説していきます。
新規出品者には、以下のように様々な ”デメリット” が存在します。
出品できる商品に制限が設けられている
悪質な詐欺アカウントと誤解されてしまうことがある
それでは、1つずつ順番に解説していきます。
デメリット①:信用度が低く商品が購入されにくい
Amazonでは、購入者からの評価を1つ得るために ”約100個” の商品を売りさばく必要があると言われています。
ここが1つ ”厄介なポイント” でもあります。
購入者の立場で考えた場合、
高評価率100%の出品者
上記2人の出品者であれば、当然 ”後者” から商品を購入することになるでしょう。
つまり、購入者からの評価を得るために多くの商品を販売する必要があるにも関わらず、「信用面」において勝負ができないため、結果として ”購入率の低下” に繋がります。
↓
信用度が低く商品が購入されにくい
↓
新規出品者を卒業できない
と言った ”悪循環” が続いてしまうわけですね…。
デメリット②:出品できる商品に制限が設けられている
Amazonでは、新規出品者であるが故に「出品できる商品に制限が設けられる」場合があります。
しかし、Amazon公式から ”制限に対する明確な基準” が公表されているわけでは無いため、具体的に「この商品!」とは言えません。
ですが、多くの新規出品者が出品できない商品の特徴として…
健康被害をもたらす可能性のある商品
海賊版などの違法な複製物が流通する可能性のある商品
などが挙げられます。
新規出品者がこれらの商品を販売する場合、事前にAmazonへ申請を行い「出品許可」を得る必要があります。
無事に出品許可を得ることができれば晴れて出品可能となりますが、場合によっては出品申請すらさせてもらえないこともあります。
それほど、Amazon内における新規出品者の ”信用度が低い” ということですね…(^_^;)
デメリット③:詐欺アカウントと誤解されることがある
品揃えの豊富な巨大マーケットであるAmazonだからこそ、悪質な ”詐欺アカウント” も多数存在します。
詐欺アカウントから商品を購入した場合、
返金に一切対応してもらえない
などのトラブルへ発展する可能性が非常に高くなります。
そして、こういった悪質な欺罔行為をする出品者の多くが ”新規出品者である” というのが実情です。
そのため、現在では「新規出品者」という理由だけで購入者から警戒されることもあり、これがデメリットの1つとなっています。
新規出品者のデメリット②:出品できる商品に制限が設けられている
新規出品者のデメリット③:詐欺アカウントと誤解されることがある
Amazonにおける新規出品者を卒業する方法
それでは、これまでの内容を踏まえて「Amazonにおける新規出品者を卒業する方法」について解説していきます。
新規出品者を卒業する方法は、これまでの解説内容から分かる通り、
「購入者から評価をもらうこと」
これに尽きるかと思います。
新規出品者を早期に卒業するためにも、以下の2点を意識するようにしましょう!
購入者に対して評価してもらえるように促す
大事な部分ですので、1つずつ順番にお伝えしていきます。
ポイント①:利益率よりも「回転率」を重視する
第二章でも解説した通り、Amazonでは、購入者からの評価を1つ得るために ”約100個” の商品を販売していく必要があると言われています。
そのため、重要なのは ”いかにして多くの商品を売ることができるか” ということになります。
つまり、意識すべきは商品1つ1つの利益率ではなく、「回転率」ということですね。
「回転率」とは、”一定期間に商品がどれぐらい売れたか” を示す1つの指標です。
つまり、回転率が高ければ高いほど、販売回数が多いことを指しています。
まずは、競合相手の少ない市場(商品ジャンル)を狙いつつ、回転率を意識して商品の仕入れ・販売を行っていきましょう。
以下に、「回転率の良い商品ジャンル」をいくつか挙げておきます。
ヘルス&ビューティ(コスメ用品・日用品含む)
家電
赤字になるまで利益率を下げる必要はありませんが、時には「新規出品者を卒業するため!」 と割り切って販売していくことも大切です^^
ポイント②:購入者に対して評価してもらえるように促す
Amazonでは、出品者から商品を購入いただいた消費者へ向けて、「サンクス(お礼)メール」を送信することが可能です。
このサンクスメールに「出品者への評価依頼」の旨を付け加えることで、購入者から評価を獲得できる確率がグッと高まります。
また、販売数量が増えてくると、購入者1人ひとりへサンクスメールを送信するのに時間と労力が奪われるため、「プライスター」などのせどり総合管理ツールの利用して ”自動送信にシフトチェンジ” することをオススメします。
購入者にサンクス(お礼)メールを送信する方法については、以下の記事よりご確認いただけます。
新規出品者を卒業する方法②:購入者に対して評価してもらえるように促す
新規出品者の卒業を目指すうえで注意すべきこと
前章にて、早期に新規出品者を卒業する方法について解説しましたが、1点注意すべき点があります。
それは、新規出品者を卒業するために「家族」や「友人」から評価をもらう行為は ”絶対にしてはいけない” ということです。
Amazonでは、コミュニティの公平性を保つため、宣伝、販売促進、および勧誘(直接、間接を問わず)を含む、以下のような投稿や行為は禁止としています。
・ご自身(または親戚、親しい友人、仕事関係者や従業員の商品やサービスについて投稿する。
・自身の競合他社の商品やサービスについて投稿する。
・対価(無料または割引商品を含む)と引き換えるため、または他の人に代わって投稿する。
・対価(無料または割引商品)と引き換えることを条件に投稿を依頼する、
または投稿することを条件に、対価(無料または割引商品)を受け取ることを要求する。
・宣伝や勧誘を投稿する。(紹介者のタグやアフィリエイトコードを含んだURLを含む)
正直に言うと、「友人」からの購入がバレる確率は極めて低いと考えて良いでしょう。
しかし、万が一 ”Amazon側に怪しい” と判断されることになれば、最悪の場合「アカウントの凍結」に発展する恐れもあります。
グレーゾーンで行動していると、後々思わぬトラブルに発展する可能性もあるため、地道ではありますが、コツコツと実績を積み上げることに注力していきましょう。
地道ではあるがコツコツと評価を積み上げることが大切
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、Amazonにおける新規出品者を卒業する方法について詳しく解説しました。
最後に、今回の内容についてサクっと振り返りを行いましょう!
いくら販売実績があっても購入者からの評価が無ければ新規出品者のままである
新規出品者のデメリット①:信用度が低く商品が購入されにくい
新規出品者のデメリット②:出品できる商品に制限が設けられている
新規出品者のデメリット③:詐欺アカウントと誤解されることがある
新規出品者を卒業する方法①:利益率よりも「回転率」を重視する
新規出品者を卒業する方法②:購入者に対して評価してもらえるように促す
「家族」や「友人」から評価をもらう行為は避けること
新規出品者とは、購入者からの評価が1つも付けられていない出品者のこと 地道ではあるがコツコツと評価を積み上げることが大切
Amazonでの売上を伸ばしていくためには、早期に新規出品者を卒業し、評価を積み上げていくことが大切になってきます。
出品者自ら、購入者へ能動的にアプローチをしていくことで、1日でも早く「新規出品者」を卒業できるようにしましょう!
卒業後も地道に評価を積み重ねることで、将来的にあなたの売り上げをUPさせる ”大きな強み” へと変わっていきます^^
あなたのために問題解決へ向けてサポートさせていただきます!