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Amazonに商品カタログを削除された場合の対処法について解説

こんにちは、COCOです!

ある日突然、Amazonから以下のようなメールが届いたことはありませんでしょうか?

このメールは、あなたが出品している(もしくは出品していた)商品のカタログがAmazon側によって削除された場合に届きます。

「既に取り扱いをやめた商品だから削除されても問題ない!」という人もいれば、「自社の売れ筋商品だったのにどうしよう…」と頭を抱える人もいるでしょう。

特に後者の場合は、自社の売上にも大きく影響しますし、「何とかしたい!」と考える人も多いはずです。

そこで今回は、「Amazonに商品カタログを削除された場合の対処法」について解説していきたいと思います。

”なぜ商品カタログが削除されたのか” について理解しておくことも重要ですので、削除される原因についても併せてお伝えしていきますね。

COCO
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まだメールが届いたことが無い方も、目を通しておいて損はない内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

そもそも商品カタログが削除される原因とは?

まずは、商品カタログが削除される原因について押さえておきましょう。

少なくともAmazon側に「商品カタログの内容が芳しくない」と判断されたことは事実であるため、再発防止に努めることが重要になってきます。

削除される原因は大きく以下の3つです。

医薬品または医療機器的な効能効果の広告によるもの
新規出品に対する管理強化
規約違反によるもの

ここからは、1つずつ順番に解説していきます。

①医薬品または医療機器的な効能効果の広告によるもの

1つ目は、医薬品または医療機器的な効能効果の広告によって削除されるというものです。

具体的にどういうことかと言いますと…

この商品を摂取・服用することで身体に○○な変化がありますよ!

といった ”身体への作用” の有無について、具体的に記載してしまうことですね。

その商品を摂取・服用することで得られる ”医療的な効能効果” を商品カタログに明記することは、法律に抵触する恐れがあり、Amazonはこれを危惧しています。

ここで言う法律とは…

などの法律を指しています。
これらの法律は、Amazonから送られてきたメール内容にもしっかりと記載されています。

特に「薬事法」については、Amazon販売をしていた人が実際に逮捕された事例も存在するため、しっかりと把握しておく必要があります。

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②新規出品に対する管理強化

2つ目は、新規出品に対する管理強化ですね。

これは2019年末より、世界的に流行したウイルスの影響に伴い、購入者の信頼を得ることを目的として、個人の安全に関わる製品および家庭用品の一部について ”出品要件の見直し” が入りました。

実際に新規出品に対する管理強化が行われた商品群は以下の通りです。

衛生マスク
手指消毒剤
除菌ウェットティッシュおよび除菌スプレー
イソプロピルアルコール
衛生用手袋
石鹸
紙製品
体温計
個人用防護具(PPE)
パルスオキシメーター

詳細については、Amazonヘルプページをご確認下さい。

③規約違反によるもの

3つ目は、規約違反によるものです。

Amazonでは、規約・ポリシーにて「FBA納品できない商品」が決められていたり、そもそも「出品不可・禁止」とされている商品も多数存在します。

当然ですが、これらの商品を出品することは、Amazonの利用規約違反に該当する行為であるため、間違いなく商品カタログを削除されることになるでしょう。

まだ商品カタログの削除だけで済めば良いですが、場合によっては ”Amazonアカウントの停止” に発展する恐れもあるため、注意が必要です。

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Amazonの利用規約やガイドラインについては、以下よりご確認いただけます。

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健全にアカウント運営を続けていくためにも、規約はきちんと把握しておきましょう。

商品カタログを削除された場合の対処法

それでは、商品カタログを削除された場合の対処法について解説していきます。

私が推奨する対処法は、次の2つです。

再度自分で商品登録を行う
フリマアプリなどで在庫を処分する

こちらも、それぞれ順番に解説していきます。

対処法その①:再度自分で商品登録を行う

商品カタログを削除された場合、再度自分で商品登録をしてしまうのが一番手っ取り早いです。

削除された原因にもよりますが、効能効果による広告が原因であれば、その広告表現を避けて商品登録をするだけです。

「今まで ”相乗り出品” しかしてこなかったから商品登録のやり方が分からない!」という人もご安心下さい。

今は大変便利な時代なので、「Google」や「YouTube」で検索すれば、いくらでも商品登録のやり方はヒットします。

新規出品に対する管理強化によって商品カタログが削除された場合は、以下の「新規出品情報作成フォーム」より、必ず申請を行うようにしましょう。

対処法その②:フリマアプリなどで在庫を処分する

フリマアプリやオークションアプリを使って、在庫を処分するのも1つの手です。

ただし、これは残りの在庫数が僅かだったり、Amazonでは出品できないけどフリマだったら出品できるといったパターンの時だけ利用することをオススメします。

特に、削除された商品が自社の売上に大きく貢献していた場合、フリマよりもAmazonで再販したほうが絶対に良いです。

メルカリやヤフオクがどれだけ頑張っても、Amazonの集客力には敵いません。

それに、フリマの場合は「1つ売れたらまた出品する」といった作業を繰り返す必要があるため、非常に面倒かつ大変です。

「セット販売をすれば良いのでは?」と考える方もおられるかもしれませんが、それでもAmazon販売時の売れ行きには劣るでしょう。

「それでもフリマで販売したい!」という方については、無理に止めるようなことはしませんが、何か ”Amazonで販売できない理由” がない限りは、Amazonでの再販を推奨します。

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必ずしも「Amazonで出品できない=フリマで出品可能」というわけではないため、各PFの規約を再度確認しておきましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、Amazonに商品カタログを削除された場合の対処法について解説しました。

最後に、今回の内容についてサクっと振り返りを行いましょう!

削除される原因①:医薬品または医療機器的な効能効果の広告によるもの
削除される原因②:新規出品に対する管理強化
削除される原因③:規約違反によるもの
対処法①:再度自分で商品登録を行う
対処法②:フリマアプリなどで在庫を処分する

Amazon側も年々規制を強化していることから、今後は削除される商品カタログが増加する可能性も十分に考えられます。

突発的に削除された場合でも、「どうしよう、どうしよう…」とすぐに慌てるのではなく、冷静に原因を分析し、是正していく姿勢が重要です。

ここではお話しませんが、”登録のやり方” によってはライバル不在の状態で利益を独占することができ、削除される前よりも売上が伸びることがあります。

”ピンチはチャンス” という言葉があるように、何か問題が発生しても考え方次第で大きく好転することもあるため、思考停止で諦めないようにしましょう!

 

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