こんにちは、COCOです!
今回は、「Amazonカートボックスの獲得率を把握する方法」について解説していきます。
Amazonせどりをされている方であれば、仕入れ判断に欠かせない要素の1つとして、
”Amazon上でカートボックスを獲得できるかできないか”
といった点が挙げられるでしょう。
実際にカートボックスの獲得が難しい商品を仕入れても、全く売れることなく不良在庫に変わってきます…💦
事業資金が潤沢である場合を除けば、不良在庫のリスクは何としてでも避けたいところ。
これからお伝えする ”2つの方法” でAmazon上におけるカートボックスの獲得率を把握することができるため、ぜひ商品リサーチに取り入れてみてくださいね。
それでは、それぞれのやり方について順番に解説していきます!
Amazonカートボックスの獲得率の重要性について理解できる
①Keepaの「Buy Box Statistics」を確認する
Amazonカートボックスの獲得率を把握する方法の1つとして、Keepaの「Buy Box Statistics」があります。
Keepaとは、Amazonからデータを取得して、価格変動・ランキング・出品者数などの細かなデータを表示してくれるツールのことですね。
Keepaの各種機能や導入方法については、既に過去記事にて解説していますので、気になった方はこちらからご覧ください。
Keepaの「Buy Box Statistics」を活用して、カートボックスの獲得率を把握する方法については…
↓
Keepaの「Data」タブをクリック
↓
更にそこから「Buy Box Statistics」のタブをクリック
の上記3ステップで確認することができます。
言葉だけでは分からない部分もありますので、ここからは画像付きで詳しく解説していきます。
SETP1:カート獲得率を把握したい商品ページを開く
まずは、Amazon上でカートボックスの獲得率を把握したい商品ページを開きましょう。
今回は、以下の商品を例にご説明をさせていただきますね。
SETP2:Keepaの「Data」タブをクリックしよう
続いて、商品ページ中央部分に表示されているKeepaグラフから「Data」タブをクリックしましょう。
「商品のトラッキング」タブの右隣にあるタブですね。
SETP3:「Buy Box Statistics」のタブをクリックしよう
「Data」タブを押したら、「Product Details」タブが開かれますので、そこから2つ右隣の「Buy Box Statistics」タブをクリックしましょう。
そうすると、以下のように ”過去30日~365日の期間内” における出品者ごとのカートボックス獲得率を把握することができます。
この「過去30日~365日の期間」というところが1つ重要なポイントでして…
過去90日間におけるカートボックス獲得率
過去180日間におけるカートボックス獲得率
過去1年間におけるカートボックス獲得率
といった感じで、期間をいくつか指定できるんですね。
これだけの期間から出品者ごとのカートボックス獲得率の傾向が分かれば、不良在庫のリスクをグッと減らすことができます。
Amazon上のカートボックス獲得率を把握したい場合は、ぜひKeepaの「Buy Box Statistics」を活用してみてくださいね。
②Amazonセラーセントラルのビジネスレポートを確認
続いて、Amazonセラーセントラルのビジネスレポートからカートボックスの獲得率を把握する方法について解説します。
ビジネスレポートを利用できるのは、あくまでも ”大口出品者” に限定されますので、小口出品者は利用できません。
実際に、Amazonセラーセントラルのヘルプページには以下のような記載があります。
それでは、先ほど同様に画像付きで確認手順を解説していきます。
SETP1:セラーセントラルからビジネスレポートをクリック
まずは、Amazonセラーセントラルの「レポート」タブから「ビジネスレポート」をクリックしましょう。
SETP2:セラーセントラルからビジネスレポートをクリック
続いて、左側メニュー内の「ASIN別」の下にある「詳細ページ 売上・トラフィック」をクリックしましょう。
そうすると、自身が販売している全商品について、カートボックスの獲得率を一目で把握することができます。
カートボックスの獲得率については並び替えが可能で、日付を変えることで期間を変更することもできます。
また、上記の確認手順を聞く中で気づいた方もおられるかと思いますが、こちらの機能は ”仕入れ判断” として活用するものではなく、既に販売している商品のカートボックス獲得率を把握し、改善に繋げるための機能と言えます。
ビジネスレポートから販売商品のカートボックス獲得率が悪いと判断することができれば…
タイトル&キーワードの見直し・追加
早急に損切りをするか否かの選択
などを行うことができ、カートボックス獲得率の改善を図ることができます。
こちらも安定した利益を生み出していくうえでは欠かせない機能となりますので、積極的に活用していきましょう!
Amazon本体がいる商品は ”避ける” のが正しいのか?
最後に、せどり初心者が商品リサーチをするうえで、Amazon本体が販売している商品は ”避けるべきか否か” について、私の見解を述べておきます。
結論から言いますと、Amazon本体が販売している商品であっても避ける必要はありません。
しかし、あくまで仕入れて良いのは、Amazon本体のカートボックス獲得率が低い商品。
これに限ります。
よく、他の情報発信者の「Twitter」や「ブログ」を見ていると…
Amazon本体が販売している商品は絶対にカートを取得できない!
などと発言される方がおられますが、決してそんなことはありません。
例えば、以下の商品をご覧ください。
こちらはAmazon本体が販売している商品ですが、実際に過去30日間におけるカートボックス獲得率を確認してみると…
Amazon本体のカートボックス獲得率が「37%」と、決して高い数値でないことが分かります。
つまり、Amazon本体が販売している商品であっても、カートボックスを獲得できる可能性は十分考えられますし、そこで「即退散!」と判断してしまうのは非常に勿体ないことだと言えます。
もちろん、「商品の回転率」や「Amazonが抱える在庫量」など、他にも様々な要素を考慮したうえで仕入れ判断をしていく必要がありますが、”Amazon本体がいる” という理由だけで利益商品を見捨ててしまわないよう注意してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、Amazonカートボックスの獲得率を把握する方法について詳しく解説しました。
Amazon販売をしていくうえで、”カートボックスを獲得できるか否か” は重要な要素であり、自身の「売上」や「利益」に直結します。
カートボックスの獲得率を把握することができれば、仕入れ前の判断ミスを未然に防止することができますし、販売後のカートボックス獲得率改善を図ることもできます。
今回ご紹介した2つの方法は、どちらも知っておいて損はない方法となりますので、積極的に取り入れてみてください。
また、最後に解説させていただいた ”Amazon本体が販売している場合の仕入れ判断” についても、ぜひ参考にしてみてくださいね!
あなたのために問題解決へ向けてサポートさせていただきます!